瀬戸内の海にぽっかりと浮かぶ、小さな島「大久野島（おおくのじま）」。
ここは、野生のうさぎたちがのびのびと暮らす “うさぎの楽園” として知られています。
ふわふわのうさぎたちと触れ合いながら、ゆったり流れる島時間に癒される休日は格別！
今回は、広島県竹原市の忠海港（ただのうみこう）からフェリーに乗って、大久野島へ出かけてきました。
チケット売り場や船の様子、島内のうさぎたちの写真、そしてランチに食べた「竹原バーガー」まで、カメラに残したくなる景色とともに、大久野島の魅力をたっぷりお届けします☆
大久野島ってどんなところ？
広島県竹原市にある「大久野島（おおくのじま）」は、周囲約4kmほどの小さな島。
野生のうさぎがたくさん暮らしていることから、「うさぎの島」として全国的にも知られています。
自然豊かで静かなこの島には、観光地というよりも“癒しの島”といった雰囲気が漂っていて、のんびり歩きながら、かわいいうさぎたちとふれ合えるのが魅力。
しかし、戦時中は陸軍の「毒ガス工場」があり、実は地図から消されていたという悲しい歴史を持つ島でもあるのです。
島内には、毒ガス資料館などもあり、歴史の勉強にもなります！
アクセスは、忠海港からフェリーで！
大久野島へ行くには、まずJR呉線「忠海（ただのうみ）駅」が最寄り駅。
そこから徒歩約5分の場所にある「忠海港」からフェリーに乗って向かいます。
港のそばには、乗船チケットやおみやげ、うさぎさん用のエサなども買える、おしゃれな外観の建物が。
こちらでチケットを購入し、フェリーの出発時間を待ちます。
フェリーは小さめながらしっかりした造りで、乗船時間は片道約15分とあっという間でした。
海風を感じながら、のんびりとした島旅が始まります！！
∟(補足情報)港近くに駐車場あり。だが、混みやすいので注意！
私たち夫婦は、車で忠海港まで行きました。
車は港近くに停められるのですが、何せ近年の「うさぎ島フィーバー」より、駐車場は込み合っています💦
なるべく朝早い時間に行かれることをオススメします！
大久野島行き・帰りのフェリーの時間
詳しくは、こちらのホームページをチェックしてみてくださいね⇒時刻表 | 大三島フェリー株式会社
待ちにまった大久野島へ到着！
船が島に近づくと、緑豊かな景色が目の前に広がってきて、気分がぐっと高まります。
港に着くと、同じフェリーに乗っていた皆さんと一緒に下船。
老若男女問わず人気のスポットなんだな、と実感します。
島に上陸してすぐに出迎えてくれたのは、たくさんのうさぎたち！
あっという間にウサギに囲まれ、本当にびっくり！(笑)
人懐っこくて逃げない子が多く、ゆっくり近づけば、とっても至近距離で写真を撮ることができます。
島内で出会える、うさぎたちと美しい景色
島の中を少し歩けば、あちこちでうさぎがくつろいでいる姿に出会えます。
ひなたでぺたんと寝そべる子や、数匹で寄り添っている姿は、見ているだけで抜群の癒し。
また、歩道の横にのびる木々、海を望むスポットなど、思わずカメラを向けたくなるような風景が広がっています。
そんな島内でのおすすめ施設を紹介します。
自然を学ぶ～大久野島ビジターセンター
お子様連れで、島内の自然や生き物たちのことを知りたいならこちら！
大久野島を中心とした瀬戸内海国立公園の自然環境や島の歴史について紹介しています。
センター内には、クイズQ＆Aもあり、楽しみながら学ぶことができるおすすめスポットです♪
歴史を知る～毒ガス工場発電所跡
大久野島に来たのなら、毒ガス工場として使われていた「工場跡」を見てみましょう。
島内には、当時稼働していた建物が、今も静かに時を紡いでいます。
トンネルをくぐると、「発電所跡」に到着します。
こちらは、毒ガス工場として稼働していた当時、発電所として使用されていた建物です。
第一桟橋からもそう遠くない場所に建てられていますので、散策途中で立ち寄られてみてはいかがでしょうか？
また、「毒ガス資料館」もビジターセンター近くにありますので、当時のことについてもっと知りたい方は、ビジターセンターと合わせて訪問されることをおすすめします〇
ランチは、休暇村でご当地バーガー
島内でお昼ごはんを食べるには、「休暇村大久野島」を利用することになります。
中にはレストランもありますが、私たちは、入ってすぐのカフェスペースのようなところで、それぞれ好きなものをテイクアウトしました。
私が頼んだのは、「竹原バーガー」というご当地バーガー。
島内の頂上付近まで散策して疲れ切っていたので、ハラペコなお腹にバーガーのおいしさが染みわたりました～！
夫は、オムライスを食べてご満悦になっていました＾＾
天候と季節次第ではありますが、「休暇村大久野島」の建物の前には芝生が広がっているので、お弁当などを持ち込んで、のんびり召し上がるのも良いと思います✨
島内にレストランはここしかないので、ピーク時は若干席の取り合いに……！
あえて、ランチタイムより少しだけ早め・遅めにするのも良いかも
おすすめ観光コースは１泊二日でのんびり旅
今回、私たちは日帰りの強行スケジュールで行ってきましたが、反省点として「一泊二日」の旅にすれば良かった……！と思っています。
島内をのんびりハイキングしたり、テニスをしたり、もっと満喫したかったな
キャンプ場もあるから、キャンプもしてみたかった！
帰りのフェリーの時間も考慮すると、かなり早朝に出発する必要がありますし、「うさぎ島」効果により、観光客も多いです。
理想的な滞在スケジュールプラン
フェリーの発着時刻は2025年５月時点のものになります。
旅行に行かれる際には、最新の時刻表をこちらでご確認ください⇒時刻表 | 大三島フェリー株式会社
- 旅行１日目☆10：50忠海港フェリーで大久野島へ出発
11：05に大久野島に到着。
- 11:45うさぎと触れ合いながら、ゆっくり歩いて休暇村大久野島へ到着（約１キロ）
荷物を預け、ランチを済ませる
- 13:00~17:00島内散策（ビジターセンター、毒ガス資料館、各種毒ガス施設跡など）
島内のマップ、南半分の観光スポットや資料館をしっかりと見て回る
- 17:30～休暇村大久野島に到着！夜はのんびり過ごしましょう♪
休暇村大久野島には、何と温泉もあります♪散策の汗を流しましょう◎
- 旅行二日目☆翌朝８：30～北部砲台跡など、島の北半分のエリアを散策
こちらは、かなりの急斜面になります！旅の総仕上げに、全てのスポットを網羅しよう！
- 11：40大久野島発フェリーに乗って、忠海港へ帰る
11：55に忠海港着。お疲れ様でした！！
ランチは、近くの「竹原市街並み保存地区」などで楽しむことができます♪⇒グルメ｜竹原市公式観光サイト ひろしま竹原観光ナビ
休暇村大久野島は、島内唯一の宿泊施設なので、ハイシーズンはかなり混み合うことが予想されます！
余裕をもって、予約を入れられることをおすすめします！
まとめ｜癒されたいなら、フェリーで大久野島へ
瀬戸内海に浮かぶ大久野島は、日常を忘れてのんびりと過ごしたい人にぴったりの場所でした。
港からフェリーでわずか15分、そこにはふわふわのうさぎたちと、静かでやさしい自然が広がっています。
歩くだけでほっとするような風景、カメラに収めたくなる瞬間、そして、休暇村で味わえるご当地グルメ「竹原バーガー」まで、見どころはたっぷり！
しかし、かなり歩くようになるので、ぜひ靴は歩きやすいもので行ってください！
「ちょっと癒されたいな」と感じたとき、広島・忠海港からふらっとフェリーに乗って、大久野島へ。
そんなやさしいお出かけ、ぜひ皆さんも体験してみてくださいね。
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