こんにちは、せとのこ管理人のレモ子です🍋

瀬戸内のおでかけ情報はお任せください♪
今回は、福山市にある「草戸千軒ミュージアム(広島県立歴史博物館)」に訪問してきました!
一言でいうと……、
“中世の港町の暮らし”がそのまま体験できる、リアルすぎるミュージアムでした✨
お子様連れでも大人だけでも、ゆっくり楽しめる穴場スポットです。
お隣の福山城とも合わせ、ぜひゆっくりお時間を取って訪問してみてくださいね。
広島県立歴史博物館(草戸千軒ミュージアム)とは?
福山のこれまでの歴史について、貴重な資料をまとめた博物館です。
展示のテーマは、「瀬戸内地域の民衆生活と文化」。

今回私たちは、博物館2階にある常設展示(草戸千軒などの展示が主)に行ってきました。
博物館の名称「草戸千軒(くさどせんげん)」の町とは?
博物館の名前「草戸千軒(くさどせんげん)」とは、今の福山市を流れる芦田川あたりに、中世の時代に実在した町の名前です。
その当時の正確な名称は分かっていませんが、「草戸村」にかつて存在していた町、という意味合いがあります。

当時は港町として賑わい、多くの商人・職人さんなどが暮らしていたそう。
しかし、その地を治めていた権力者の衰退などもあり、今は水の底に沈んでしまった町でもあるのです。
その水没した町の跡が、こちらのミュージアムでは忠実に再現されています…!
草戸千軒ミュージアムの見どころ紹介
常設展示の半分は通史展示室となっており、「瀬戸内の歴史をたどる」というテーマの展示がされています。
こちらは写真撮影禁止エリアのため、今回は草戸千軒の街並みを実寸大で復元した「よみがえる草戸千軒」エリアをたっぷりとご紹介します!
よみがえる草戸千軒|見どころ①室町時代・初夏の夕暮れを完全再現
展示室に入ってまず驚くのは、実寸大に復元された草戸千軒の家屋。

初夏の夕暮れを再現した照明で、展示の中に一歩足を踏み入れるだけで、没入感が感じられます。
下駄作りをしているであろう職人さんのお家や、食べかけのご飯……。
当時の人の暮らしがそのまま残っているかのような展示に、ただただ圧倒されました!
耳を澄ませると、今にも村で暮らす人たちの笑い声や、活気ある声が聞こえてきそうな臨場感です。

見どころ②|綺麗な着物を着て写真を撮ろう♪
「草戸千軒」エリアには、実際に着物を着て写真が撮れる体験コーナーもあります!
・女性用:袿(うちき)という、平安風の上品な装い
・男性用:括り袴&筒袖で、かっこよく!


着てみると、着物がとっても重たくてびっくりしました!!

実際に着用して体感できて良かった♪
着付けのやり方もしっかりと図解がありますので、どなたでも着用できますよ♪

草戸千軒ミュージアムに行かれた際は、ぜひ着物も着てみてくださいね。
見どころ③|昔のお金、ずっしり重い!出土品に触れよう
草戸千軒の街並みを復元したエリアの両隣には、「重要文化財広島県草戸千軒町遺跡出土品」(=発掘調査中に見つかった出土品)が用途別に展示されています。
- 数多くの食器(保存状態も良好!)
- 超巨大な甕(カメ)
- 土器
- サイコロ etc.
この中で私が最も印象に残っているのが、当時のお金を実際に手で持てるコーナー。
これが、想像以上にずっしり重たい……!!

「こんなの持ち歩いてたの?」「お釣りもこれで?!」なんて話しながら、昔の商いの苦労がちょっぴり分かった気がしました。
まとめ|草戸千軒ミュージアムは、大人も子どももハマる!
草戸千軒ミュージアムは、「ただ展示を見る」だけではなく、「実際に体感して学べる」場所でした。

タイムスリップしたような空間で、見て、着て、持って、昔の暮らしを感じられる貴重な体験に、家族みんな大満足でした!!
福山観光のついでに立ち寄るもよし、雨の日や夏休み・冬休みのおでかけ先としてもおすすめです。
草戸千軒ミュージアムへのアクセス・基本情報

- 住所:広島県福山市西町2丁目4-1
- 営業時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)
- 休館日:月曜日(祝日の場合は翌平日)、年末年始
- 入館料:一般 290円/大学生 210円/高校生以下無料
- 駐車場:あり(市営駐車場:博物館の利用で1時間無料)
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